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アルゴンArについて

 アルゴンは、乾燥空気の成分気体として、窒素酸素に次いで3番目に多い元素です。大気中に約1%含まれており、液体空気を分留して得られます。

 アルゴンは無色・無臭の気体です。ヘリウムネオンと同様に安定な電子配置をしている希ガスで、単原子分子として存在しています。反応性に乏しいため、「怠け者」という元素名が付けられました。

 アルゴンは反応性に乏しく、空気よりも約1.4倍の密度があるため、酸素の影響を受けやすい実験や溶接中の保護ガスとしてもく用いられています。また、青色アルゴンレーザーは網膜剥離の手術や動脈接合、がん組織破壊などの医療で用いられています。

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アルゴンAr(元素)のデータ

元素名(日本語)アルゴン元素名(英語)argon
原子番号18元素記号Ar
周期表の位置第3周期-18族分類典型非金属元素,希ガス元素
原子量39.948クラーク数0.00035%
電子配置[Ne] 3s2 3p6電子殻K2 L8 M8
ファンデルワールス半径0.188nm原子半径0.182nm
共有結合半径0.106nm主な酸化数0
第一イオン化エネルギー1520.6kJ/mol電子親和力不明
電気陰性度(ポーリング)不明発見年1894年
発見者ジョン・ウィリアム・ストラット(通称:レイリー卿)(イギリス)
ウィリアム・ラムゼー(スコットランド)
元素名・元素記号の由来argos(ギリシャ語で「怠け者」)

アルゴンの単体Arのデータ

常温・常圧における状態気体無色
融点-189.35℃沸点-185.85℃
融解熱1.18kJ/mol蒸発熱6.43kJ/mol
結晶構造面心立方構造密度1.784g/L
蒸気圧100kPa(87K)熱容量20.786J/(mol・K)

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第1周期HHe
第2周期LiBeBCNOFNe
第3周期NaMgAlSiPSClAr
第4周期KCaScTiVCrMnFeCoNiCuZnGaGeAsSeBrKr
第5周期RbSrYZrNbMoTcRuRhPdAgCdInSnSbTeIXe
第6周期CsBaランHfTaWReOsIrPtAuHgTlPbBiPoAtRn
第7周期FrRaアクRfDbSgBhHsMtDsRgCnUutFlUupLvUusUuo
ランタノイドLaCePrNdPmSmEuGdTbDyHoErTmYbLu
アクチノイドAcThPaUNpPuAmCmBkCfEsFmMdNoLr
金属元素の背景色
アルカリ金属,アルカリ土類金属
その他の典型金属元素,遷移金属元素
非金属元素の背景色
ハロゲン,希ガス
その他の非金属元素
□不明
塩素ClページトップカリウムK