ガドリニウムGd｜周期表と元素データ【高校化学Net参考書】

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ガドリニウムGdについて

　ガドリニウムは、希土類元素を含む鉱石中に必ずといっていいほど存在しています。資源としては、主に中国、アメリカ、インド、スリランカ、オーストラリアで産出します。

　金属のガドリニウムは、軟らかくて銀色の金属光沢があります。空気中ではさびやすく、水ともゆっくりと反応します。

　工業的には、磁気冷凍という冷却法、ガドリニウム‐ガリウム‐ガーネットを用いる磁気バブル記憶装置、光ファイバー、光磁気記録用ディスクなどの用途があります。

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ガドリニウムGd（元素）のデータ

元素名（日本語）	ガドリニウム	元素名（英語）	gadolinium
原子番号	64	元素記号	Gd
周期表の位置	第6周期－ランタノイド8	分類	遷移金属元素
原子量	157.25	クラーク数	0.0006%
電子配置	[Xe] 4f⁷ 5d¹ 6s²	電子殻	K2 L8 M18 N25 O9 P2
ファンデルワールス半径	不明	原子半径	0.180nm
共有結合半径	0.196nm	主な酸化数	0，＋1，＋2，＋3
第一イオン化エネルギー	593.4kJ/mol	電子親和力	不明
電気陰性度（ポーリング）	1.20	発見年	1880年
発見者	ジャン・シャルル・ガリサール・ド・マリニャック（スイス）
元素名・元素記号の由来	Gadolin（フィンランドの鉱物学者の「ヨハン・ガドリン」）

ガドリニウムの単体Gdのデータ

常温・常圧における状態	固体	色	銀白色
融点	1312℃	沸点	3273℃
融解熱	10.05kJ/mol	蒸発熱	301.3kJ/mol
結晶構造	六方最密構造	密度	7.90g/cm³
蒸気圧	24400Pa（1585K）	熱容量	37.03J/（mol・K）

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	１族	２族	３族	４族	５族	６族	７族	８族	９族	１０族	１１族	１２族	１３族	１４族	１５族	１６族	１７族	１８族
第１周期	H																	He
第２周期	Li	Be											B	C	N	O	F	Ne
第３周期	Na	Mg											Al	Si	P	S	Cl	Ar
第４周期	K	Ca	Sc	Ti	V	Cr	Mn	Fe	Co	Ni	Cu	Zn	Ga	Ge	As	Se	Br	Kr
第５周期	Rb	Sr	Y	Zr	Nb	Mo	Tc	Ru	Rh	Pd	Ag	Cd	In	Sn	Sb	Te	I	Xe
第６周期	Cs	Ba	ﾗﾝ	Hf	Ta	W	Re	Os	Ir	Pt	Au	Hg	Tl	Pb	Bi	Po	At	Rn
第７周期	Fr	Ra	ｱｸ	Rf	Db	Sg	Bh	Hs	Mt	Ds	Rg	Cn	Uut	Fl	Uup	Lv	Uus	Uuo
ランタノイド			La	Ce	Pr	Nd	Pm	Sm	Eu	Gd	Tb	Dy	Ho	Er	Tm	Yb	Lu
アクチノイド			Ac	Th	Pa	U	Np	Pu	Am	Cm	Bk	Cf	Es	Fm	Md	No	Lr
金属元素の背景色 ■アルカリ金属，■アルカリ土類金属 ■その他の典型金属元素，■遷移金属元素									非金属元素の背景色 ■ハロゲン，■希ガス ■その他の非金属元素							□不明

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