センター試験の化学の演習問題を紹介しています。このページは,ビニロンの解説です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学」~
問題情報
年度 | 2015年度 |
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試験 | 本試験-化学 |
問題 | 第5問-問3 |
単元 | ビニロン |
配点 | 3点 |
計算問題 | ○ |
難易度 | 難しい |
正解
② 94
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解説
ポリビニルアルコールがアセタール化されるとき,問題に示されているように繰り返し単位2つ(式量88)で反応がおこります。
この部分がアセタール化した構造の式量を計算すると,100であることがわかります。よって,ヒドロキシ基の100%がアセタール化される場合は,88gのポリビニルアルコールから100gのビニロンが得られることになります。
しかし,アセタール化されるのは,50%だけです。ここで,ビニルアルコール88gの50%である44gだけアセタール化する場合,得られるビニロンは50gです。残りの44gはそのまま残ります。これらを合わせると,50g+44g=94g です。
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問題 | |
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