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高校化学Net参考書 ~周期表と元素データ~ について

 当コンテンツは,現在発見されている元素のデータをまとめたものです。周期表中の元素記号をクリックすると,その元素の詳細ページへと移動します。

 周期表とは,元素の性質が似かよったもの同士が並ぶように決められた規則(周期律)に従って配列した表です。現在は,原子番号(陽子数)の順に並べられています。










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第1周期HHe
第2周期LiBeBCNOFNe
第3周期NaMgAlSiPSClAr
第4周期KCaScTiVCrMnFeCoNiCuZnGaGeAsSeBrKr
第5周期RbSrYZrNbMoTcRuRhPdAgCdInSnSbTeIXe
第6周期CsBaランHfTaWReOsIrPtAuHgTlPbBiPoAtRn
第7周期FrRaアクRfDbSgBhHsMtDsRgCnUutFlUupLvUusUuo
ランタノイドLaCePrNdPmSmEuGdTbDyHoErTmYbLu
アクチノイドAcThPaUNpPuAmCmBkCfEsFmMdNoLr
金属元素の背景色
アルカリ金属,アルカリ土類金属
その他の典型金属元素,遷移金属元素
非金属元素の背景色
ハロゲン,希ガス
その他の非金属元素
□不明

元素占い

 下のボタンをクリックすると,コンピュータがランダムに選んだ元素の詳細ページへと移動します。その元素の「原子番号」が,今日のあなたの運勢順位です。水素のページが開くとイイことがあるかも!?今日の運試しとして,気軽に挑戦してください。

周期表の歴史

 周期表の起源として最も有力なのは,メンデレーエフが提唱したものです。1869年,メンデレーエフは当時知られていた元素を原子の質量の小さいものから順に並べると,規則的に似たような性質の元素が現れることに気がつきました。元素の性質を基準に配置していくと,いくつかの空欄ができてしまいましたが,メンデレーエフはそれらに対応する未知の元素の性質を推定しました。たとえば,ケイ素Siの下に位置するとされた「エカケイ素」の性質は,1886年に発見されたゲルマニウムGeの性質と驚くほど一致していました。このことをキッカケにして,元素の周期表の存在が認められたとのことです。メンデレーエフは,私が最も尊敬する化学者の一人です。

 しかし,メンデレーエフの周期表も完全なものではありませんでした。1894年にアルゴンArが発見されたとき,同様の性質をもつ元素(希ガス)が知られていなかったためです。しかし,その後ヘリウムHe,ネオンNe,クリプトンKr,キセノンXeが発見されたことで,希ガスが新たな周期表の族として認知されるようになりました。また,原子の質量の順ではカリウムKよりアルゴンArの方が重いのですが,原子価を考慮して原子番号の順に並べた現在の周期表のようになりました。

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