センター試験の化学の演習問題を紹介しています。このページは,構造異性体の問題です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学」~
問題情報
年度 | 2017年度 |
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試験 | 本試験-化学 |
問題 | 第4問-問2 |
単元 | 構造異性体 |
配点 | 4点 |
計算問題 | × |
難易度 | 普通 |
問題
必要があれば,原子量および定数は次の値を使うこと。 H 1.0 C 12 N 14 O 16 S 32 Cl 35.5 Mn 55 Cu 64 Zn 65 実在気体とことわりがない限り,気体は理想気体として扱うものとする。 |
分子式がC5H10O2のエステルAを加水分解すると,還元作用を示すカルボン酸BとともにアルコールCが得られた。Cの構造異性体であるアルコールは,C自身を含めていくつ存在するか。正しい数を,次の①~⑥のうちから一つ選べ。
① 1 ② 2 ③ 3 ④ 4 ⑤ 5 ⑥ 6
④ 4 【エステル結合の分を除くと,C4H10が残ります。これをエステル結合の左右に分けて構造を考えると,CとHの数の関係から二重結合や環構造がないことがわかります。 また,加水分解して還元性を示すカルボン酸(=ギ酸HCOOH)を生じることから,HCOO-C4H9の構造異性体を考えれば大丈夫です。】 |
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