センター試験の化学Ⅰの演習問題を紹介しています。このページは,第一イオン化エネルギーと電子親和力の解説です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学Ⅰ」~
問題情報
単元 | 第一イオン化エネルギーと電子親和力 |
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年度 | 2007年度 |
問題番号 | 化学Ⅰ-第1問-問2 |
配点 | 4 |
計算問題 | × |
難易度 | 普通 |
正解
⑤ 電子親和力の小さい原子ほど陰イオンになりやすい。
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解説
電子親和力は,原子が1個の電子を受け取って1価の陰イオンになるときに放出されるエネルギーです。イオン化エネルギーとで混乱しやすいので,整理しておく必要があります。
陰イオンになるときには,原子の中心のプラスと電子のマイナスが引き合っていると考えます。イメージとしては,「強く引き合うほど陰イオンになりやすい」,「強く引き合っているほどぶつかったときに大きなエネルギーが放出される」,だから「イオンになりやすいほど電子親和力が大きい」と言えます。
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問題 | |
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