センター試験の化学Ⅰの演習問題を紹介しています。このページは,化学反応式の係数の解説です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学Ⅰ」~
問題情報
単元 | 化学反応式の係数 |
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年度 | 2008年度 |
問題番号 | 化学Ⅰ-第1問-問4 |
配点 | 4 |
計算問題 | × |
難易度 | 普通 |
正解
④
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解説
複雑な化学反応式の係数は,未定係数法で決定します。未定係数法は,原子の種類ごとに両辺の数が等しくなるという方程式をつくって連立方程式を解く方法です。
N : a+b = 8
O : a+2 = c
H : 3b = 2c
これを解いて,a=4,b=4,c=6です。
センター試験のように選択肢がある場合は,1つずつ代入して確認する方法や,原子ごとに候補を絞っていく方法なども可能です。例えば,Nの「a+b=8」に当てはまるのは②,③,④,⑥です。Oの「a+2=c」に当てはまるのは①,②,④,⑤です。Hの「3b=2c」に当てはまるのは③,④,⑥です。すべてに当てはまるのは④だと判断できます。
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問題 | |
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