センター試験の化学Ⅰの演習問題を紹介しています。このページは,発生する気体の物質量の解説です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学Ⅰ」~
問題情報
単元 | 発生する気体の物質量 |
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年度 | 2008年度 |
問題番号 | 化学Ⅰ-第3問-問6 |
配点 | 3 |
計算問題 | ○ |
難易度 | 普通 |
正解
③ 過酸化水素H2O2の水溶液を,触媒である酸化マンガン(Ⅳ)に加える。
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解説
量的関係の問題は,化学反応式の係数比で考えます。それぞれの変化を化学反応式で表し,下線の化合物1molに対して発生する気体が最も少ない選択肢を選びます。
① FeS + H2SO4 → FeSO4 + H2S
1molの硫化水素H2Sが発生する。
② 2KClO3 → 2KCl + 3O2
1.5molの酸素O2が発生する。
③ 2H2O2 → 2H2O + O2
0.5molの酸素O2が発生する。
④ NaHCO3 + HCl → NaCl + H2O + CO2
1molの二酸化炭素CO2が発生する。
⑤ 2NaHSO3 + H2SO4 → Na2SO4 + 2H2O + 2SO2
1molの二酸化硫黄SO2が発生する。
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問題 | |
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