センター試験の化学Ⅰの演習問題を紹介しています。このページは,気体の体積の解説です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学Ⅰ」~
問題情報
単元 | 気体の体積 |
---|---|
年度 | 2009年度 |
問題番号 | 化学Ⅰ-第1問-問4 |
配点 | 4 |
計算問題 | ○ |
難易度 | 普通 |
正解
⑤ 2.5molのCH4
スポンサーリンク
解説
気体1molの体積は,その種類に関係なく,標準状態で22.4Lです。モル体積22.4L/mol×物質量〔mol〕で,標準状態における体積を求めることが出来ます。
① H2=1.0×2=2.0より,2.0gのH2は1.0molです。その標準状態における体積は,22.4L/mol×1.0mol=22.4Lです。
② 記述より,20Lです。
③ CO2=12×1+16×2=44より,88gは2.0molです。その標準状態における体積は,22.4L/mol×2.0mol=44.8Lです。
④ 混合気体の体積は,それぞれの気体の体積の総和です。
N2=14×2=28より,28gは1.0molです。その標準状態における体積は,22.4L/mol×1.0mol=22.4Lです。O2の体積は,記述より5.6Lです。よって,混合気体の体積は,22.4L+5.6L=28.0Lです。
⑤ 2.5molのCH4の標準状態おける体積は,22.4L/mol×2.5mol=56Lです。
スポンサーリンク
問題 | |
---|---|
ワードファイル |