センター試験の化学Ⅰの演習問題を紹介しています。このページは,ケイ素,リン,硫黄の解説です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学Ⅰ」~
問題情報
| 単元 | ケイ素,リン,硫黄 |
|---|---|
| 年度 | 2009年度 |
| 問題番号 | 化学Ⅰ-第3問-問3 |
| 配点 | 3 |
| 計算問題 | × |
| 難易度 | 易しい |
正解
⑤ いずれも非金属元素である。
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解説
① S,C,O,Pには同素体が存在します。「スコップどうぞ」と覚えれば,同位体との間違いも防ぐことが出来ます。
② ケイ素は炭素と同じく第14族元素であり,ダイヤモンドと同様の構造をもつ共有結合の結晶です。しかし,リンや硫黄は異なる構造をしています。
赤リンPx:網目状分子
黄リンP4:正四面体状分子
斜方硫黄S8:環状分子
単車硫黄S8:環状分子
ゴム状硫黄Sx:鎖状分子
③ 硫黄の単体は,火山地帯などに産出します。しかし,ケイ素の単体は天然に存在せず,ほとんどが岩石などの成分として二酸化ケイ素SiO2のかたちで存在しています。また,リンの単体も天然には存在せず,リン酸塩として存在します。
④ 二酸化硫黄SO2や三酸化硫黄SO3は,常温・常圧で気体として存在しています。しかし,ケイ素の酸化物である二酸化ケイ素SiO2やリンの酸化物である十酸化四リンP4O10は固体です。
⑤ Si,P,Sは,すべて非金属元素です。元素の分類については,確実に覚えておきましょう。他の選択肢が多少複雑ですが,それらに惑わされず確実に⑤を選ぶことが出来れば易しい問題です。
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| 問題 | |
|---|---|
| ワードファイル | ![]() |
