センター試験の化学Ⅰの演習問題を紹介しています。このページは,ヘスの法則の解説です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学Ⅰ」~
問題情報
| 単元 | ヘスの法則 |
|---|---|
| 年度 | 2010年度 |
| 問題番号 | 化学Ⅰ-第2問-問1 |
| 配点 | 4 |
| 計算問題 | ○ |
| 難易度 | 難しい |
正解
④ 58
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解説
まず,A~Cの反応熱が,何を表しているのかを確認します。
A 中和熱(水1molが生じる)
B 硫酸(1mol)の溶解熱+水酸化カリウム(2mol)の溶解熱+中和熱(水2molが生じる)
*硫酸は2価の酸,水酸化カリウムは1価の塩基なので,水酸化カリウムは硫酸の2倍のモル数が必要になります。
C 硫酸(1mol)の溶解熱
ポイントは2つあります。1つは,ヘスの法則により数学的に計算できること。もう1つは,中和熱が酸や塩基の種類に関係ないことです。つまり,塩酸を用いても硫酸を用いても,水1molが生じるときの発熱量は同じだと考えられるということです。
ここで,Bの発熱量からA×2とCを引くと,残りの発熱量は水酸化カリウム(2mol)の溶解熱を表していることがわかります。
323kJ - 56kJ×2 - 95kJ = 116kJ
求めるのは水酸化カリウム1molの溶解熱なので,116kJ÷2=58kJです。
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| 問題 | |
|---|---|
| ワードファイル | ![]() |
