センター試験の化学Ⅰの演習問題を紹介しています。このページは,物質量とアボガドロ定数の解説です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学Ⅰ」~
問題情報
単元 | 物質量とアボガドロ定数 |
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年度 | 2011年度 |
問題番号 | 化学Ⅰ-第1問-問4 |
配点 | 4 |
計算問題 | ○ |
難易度 | 普通 |
正解
④ 3.0×1022
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解説
まず,氷(H2O)の体積〔cm3〕と密度〔g/cm3〕から,その質量〔g〕を求めます。
1.0cm3 × 0.91g/cm3 = 0.91g
次に,氷(H2O)の質量と分子量H2O=18(モル質量18g/mol)から,その物質量〔mol〕を求めます。
0.91g ÷ 18g/mol = 0.050555・・・mol
(1molで18gなので,0.91gのときx〔mol〕とすると,1mol:18g=x〔mol〕:0.91g)
最後に,H2Oの物質量〔mol〕とアボガドロ定数6.0×1023/molから,その数を求めます。
0.050555・・・mol × 6.0×1023/mol = 0.30333・・・×1023 = 3.0×1022
(1molで6.0×1023個なので,0.050555molのときy〔個〕とすると,
1mol:6.0×1023=0.050555mol:y〔個〕)
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問題 | |
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