センター試験の化学Ⅰの演習問題を紹介しています。このページは,原子量の解説です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学Ⅰ」~
問題情報
単元 | 原子量 |
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年度 | 2012年度 |
問題番号 | 化学Ⅰ-第1問-問3 |
配点 | 4 |
計算問題 | ○ |
難易度 | 普通 |
正解
⑤ 65
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解説
ある元素Mの1molから酸化物MOが1mol生成します。このとき,質量は1.30gから1.62gに増加しています。ここから,酸素原子0.32gが反応したことがわかります。
酸化物の組成式がMOとわかっていますので,これにはMと酸素原子Oは同じ数だけ含まれています。同じ数が集まってMとOの質量比が1.30g:0.32gなので,1個当たりの質量も同じ比になります。よって,ある元素Mの原子量をxとおくと,次の式が成り立ちます。
1.30 : 0.32 = x : 16
これを解いて,元素Mの原子量は65です。
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問題 | |
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