センター試験の化学Ⅰの演習問題を紹介しています。このページは,酸化剤の解説です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学Ⅰ」~
問題情報
単元 | 酸化剤 |
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年度 | 2013年度 |
問題番号 | 化学Ⅰ-第2問-問3 |
配点 | 3 |
計算問題 | × |
難易度 | 易しい |
正解
③ 3
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解説
酸化剤は,反応する相手の電子を奪って酸化する物質です。このとき,酸化剤自身は電子を受け取って還元されます。よって,酸化数が減少している原子がある場合,酸化剤としてはたらいたということになります。
① Cu : 0 → +2
② Sn : +2 → 0 (酸化剤としてはたらいた)
③ Br : 0 → -1 (酸化剤としてはたらいた)
④ Mn : +7 → +2 (酸化剤としてはたらいた)
下線の引かれた物質を構成する原子のうち上に書かれていないものは,酸化数が変化していません。エの酸素原子は,酸化剤としての半反応式を考えると,O2ではなくH2Oになっています。
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問題 | |
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