センター試験の化学Ⅰの演習問題を紹介しています。このページは,有機化合物の反応の解説です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学Ⅰ」~
問題情報
| 単元 | 有機化合物の反応 |
|---|---|
| 年度 | 2013年度 |
| 問題番号 | 化学Ⅰ-第4問-問3 |
| 配点 | 3 |
| 計算問題 | × |
| 難易度 | 普通 |
正解

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解説
① 正しい反応です。ただ,反応温度が160~170℃になると,分子内脱水(脱離)が起こってエチレンCH2=CH2が生成します。
② カーバイド(炭化カルシウム)CaC2を水H2Oと反応させると,アセチレンC2H2が生じます。
CaC2 + 2H2O → C2H2 + Ca(OH)2
ちなみに,水H2Oの係数を1として酸化カルシウムCaOが生成するという化学反応式を書いてしまう生徒が多い反応ですが, CaOは水と容易に反応してCa(OH)2になります。CaOを含む式を書いてしまうと不正解になるので注意が必要です。
③ カルボキシル基-COOHがシス形に結合したマレイン酸の分子内脱水(脱離)です。ちなみに,トランス形のフマル酸は2つのカルボキシル基が離れているため,この反応が起こりません。
④ 鉄触媒を用いた,置換反応(塩素化)です。光(紫外線)を照射する条件だと,3分子の塩素Cl2が付加してヘキサクロロシクロヘキサンC6H6Cl6が生じます。
⑤ 弱酸であるフェノールC6H5OHと水酸化ナトリウムNaOHの中和反応です。生成したC6H5ONaは,ナトリウムフェノキシドという塩です。
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| 問題 | |
|---|---|
| ワードファイル | ![]() |
