センター試験の化学基礎の演習問題を紹介しています。このページは,合金の組成の解説です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学基礎」~
問題情報
年度 | 2016年度 |
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試験 | 本試験-化学基礎 |
問題 | 第1問-問5 |
単元 | 合金の組成 |
配点 | 4点 |
計算問題 | ○ |
難易度 | 難しい |
正解
③ 0.99
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解説
つくられた青銅Cの質量は 2.8kg + 1.2kg = 4.0kg です。ここに含まれるスズの質量を求めて,4.0で割ると,1.0kgの青銅Cに含まれるスズの質量が求められます。その質量と原子量Sn=119から,物質量を求めます。
2.8kgの青銅Aに含まれるスズの質量は 2.8kg × = 0.112kg です。
1.2kgの青銅Bに含まれるスズに質量は 1.2kg × = 0.360kg です。
よって,4.0kgの青銅Cに含まれるスズの質量は 0.112kg + 0.360kg = 0.472kg であり, 1.0kgの青銅Cに含まれるスズの質量は 0.472kg ÷ 4.0 = 0.118kg です。
スズ0.118kg(118g)の物質量は = 0.991mol = 0.99mol です。
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