2016年度センター試験(追・再試験)の化学基礎の演習問題を紹介しています。このページは,電子式,イオンの電子数の問題です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学基礎」~
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問題情報
年度 | 2016年度 |
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試験 | 追・再試験-化学基礎 |
問題 | 第1問-問1 |
単元 | 電子式,イオンの電子数 |
配点 | a-2点 b-2点 |
計算問題 | × |
難易度 | 易しい |
問題
必要があれば,原子量は次の値を使うこと。 H 1.0 C 12 N 14 O 16 Cl 35.5 Ar 40 |
次の記述(a・b)に当てはまるものを,それぞれの解答群の①~⑥のうちから一つずつ選べ。
a 図1の電子式で表されるAの元素名
- ①
- 炭素
- ②
- フッ素
- ③
- アルミニウム
- ④
- ケイ素
- ⑤
- リン
- ⑥
- アルゴン
⑤ リン 原子がもつ電子の数は,陽子の数と同じです。陽子数(原子番号)は元素ごとに決まった数なので,選択肢の元素の電子数が求まります。電子数から電子配置を考え,最外殻電子が5個となる元素を選べば正解にたどりつきます。 |
b 銅イオンに含まれる電子の数
- ①
- 27
- ②
- 29
- ③
- 31
- ④
- 36
- ⑤
- 63
- ⑥
- 65
① 27 元素記号の左下に書かれている数字が原子番号(陽子数)です。2価の陽イオンということは,陽子の方が電子よりも2個多いということなので,電子数は 29個-2個=27個 です。この問題では,質量数の65は使いません。 |
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