2017年度センター試験の化学基礎の演習問題を紹介しています。このページは,量的関係の問題です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学基礎」~
問題情報
年度 | 2017年度 |
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試験 | 本試験-化学基礎 |
問題 | 第2問-問7 |
単元 | 量的関係 |
配点 | 4点 |
計算問題 | ○ |
難易度 | 普通 |
問題
必要があれば,原子量は次の値を使うこと。 H 1.0 He 4.0 C 12 O 16 Na 23 Cl 35.5 Ca 40 |
濃度が不明の塩酸25 mLと炭酸カルシウムCaCO3が反応して二酸化炭素を発生した。この反応は次の化学反応式で表される。
CaCO3 + 2HCl → CaCl2 + H2O + CO2
炭酸カルシウムの質量と発生した二酸化炭素の物質量の関係は図2のようになった。反応に用いた塩酸の濃度は何mol/Lか。最も適当な数値を,下の①~⑥のうちから一つ選べ。
① 0.20 ② 0.50 ③ 1.0 ④ 2.0 ⑤ 10 ⑥ 20
④ 2.0 【炭酸カルシウムを増やしても,二酸化炭素は0.025 molまでしか発生していません。塩酸がすべて反応すると,二酸化炭素が0.025 mol発生したことになります。化学反応式の量的関係から,発生した二酸化炭素の2倍の塩酸が反応していますので,反応に用いた塩酸は0.050 molです。希塩酸の体積が0.025 Lなので,モル濃度は2.0 mol/Lです。】 |
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