センター試験の化学の演習問題を紹介しています。このページは,混合気体の解説です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学」~
問題情報
年度 | 2015年度 |
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試験 | 本試験-化学 |
問題 | 第1問-問5 |
単元 | 混合気体 |
配点 | 4点 |
計算問題 | ○ |
難易度 | 普通 |
正解
③ 1.8×105
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解説
ヘリウムとアルゴンを混合しても反応はおこりません。このような場合には,成分気体それぞれ個別に考えることができます。
ヘリウム分子が移動することのできる空間の体積は,4.0Lから5.0Lと5.0/4.0倍に膨張したことになります。ボイルの法則にしたがって,ヘリウムの圧力は4.0/5.0倍に減圧します。
その圧力は1.0×105Pa × 4.0/5.0 = 0.80×105Pa です。
アルゴン分子が移動することのできる空間の体積は,1.0Lから5.0Lと5.0/1.0倍に膨張したことになります。ボイルの法則にしたがって,ヘリウムの圧力は1.0/5.0倍に減圧します。
その圧力は5.0×105Pa × 1.0/5.0 = 1.0×105Pa です。
混合気体の全圧は,各成分気体の分圧の総和です。
よって,0.80×105Pa + 1.0×105Pa = 1.8×105Pa です。
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問題 | |
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