問題情報

年度2015年度
試験本試験-化学
問題第3問-問5
単元物質量の比
配点4点
計算問題
難易度普通

問題

必要があれば,原子量および定数は次の値を使うこと。
H 1.0   C 12   N 14   O 16   Al 27   Cl 35.5   Cu 64
気体は理想気体として扱うものとする。

 銅とアルミニウムのみを含む混合物Aがある。銅とアルミニウムの物質量の比を求めるために,Aの質量を変えて,次の実験Ⅰおよび実験Ⅱを同温・同圧のもとで行った。

実験Ⅰ 希塩酸をAに加えると,次の反応によりアルミニウムのみがすべて溶けた。この反応で発生した水素の体積を求めた。

   2Al + 6HCl → 2AlCl3 + 3H2

実験Ⅱ 実験Ⅰで反応せずに残った銅をろ過により取り出し,濃硝酸を加えると,次の反応により銅がすべて溶けた。この反応で発生した二酸化窒素の体積を求めた。

   Cu + 4HNO3 → Cu(NO32 + 2NO2 + 2H2O

 これらの実験に用いたAの質量と,発生した気体の体積の関係は,図1のようになった。Aに含まれる銅とアルミニウムの物質量〔mol〕の比(銅:アルミニウム)として最も適当なものを,下の①~⑥のうちから一つ選べ。

図1 実験に用いたAの質量と,発生した気体の体積の関係"

① 1:1
② 1:2
③ 1:3
④ 2:1
⑤ 2:3
⑥ 3:1

スポンサーリンク

正解・解説「物質量の比」の正解・解説
ワードファイル「物質量の比」のワードファイル
2015年度 本試験ページトップ