センター試験の化学の演習問題を紹介しています。このページは,芳香族化合物の分離の解説です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学」~
問題情報
年度 | 2015年度 |
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試験 | 本試験-化学 |
問題 | 第4問-問5 |
単元 | 芳香族化合物の分離 |
配点 | 4点 |
計算問題 | × |
難易度 | 普通 |
正解
③ 層‐水層B 2種類の芳香族化合物‐フェノール,安息香酸
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解説
有機化合物は水に溶けにくく,エーテルなどの有機溶媒によく溶けます。しかし,塩になると水に溶けるようになります。
塩酸を加えて振り混ぜると,塩基であるアニリンが中和して塩になります。アニリンだけが水層Aに含まれています。
その後,エーテル層に水酸化ナトリウム水溶液を加えて振り混ぜると,酸であるフェノールと安息香酸が中和して塩になります。フェノールと安息香酸の2種類が水層Bに含まれています。
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問題 | |
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