センター試験の化学の演習問題を紹介しています。このページは,酸化還元反応の問題です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学」~
問題情報
年度 | 2017年度 |
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試験 | 本試験-化学 |
問題 | 第2問-問6 |
単元 | 酸化還元反応 |
配点 | 4点 |
計算問題 | ○ |
難易度 | 難しい |
問題
必要があれば,原子量および定数は次の値を使うこと。 H 1.0 C 12 N 14 O 16 S 32 Cl 35.5 Mn 55 Cu 64 Zn 65 実在気体とことわりがない限り,気体は理想気体として扱うものとする。 |
酸化還元反応に関する次の文章中の,[ ア ]・[ イ ]に当てはまる語と数値の組合せとして最も適当なものを,下の①~⑥のうちから一つ選べ。
二酸化硫黄は,硫化水素と反応するときは[ ア ]としてはたらく。0℃,1.013×105 Paで14 mLの二酸化硫黄を0.010 mol/Lの硫化水素水溶液200 mLに少しずつ通じて,二酸化硫黄を完全に反応させると,硫黄と水のみが生成した。このとき残った硫化水素の物質量は[ イ ] molである。
ア | イ | |
① | 酸化剤 | 6.3×10-4 |
② | 酸化剤 | 7.5×10-4 |
③ | 酸化剤 | 1.4×10-3 |
④ | 還元剤 | 6.3×10-4 |
⑤ | 還元剤 | 7.5×10-4 |
⑥ | 還元剤 | 1.4×10-3 |
② ア 酸化剤 イ 7.5×10-4 【二酸化硫黄は,反応する相手に応じて酸化剤としても還元剤としてもはたらくことができます。硫化水素は還元剤ですので,二酸化硫黄は酸化剤としてはたらきます。 SO2 + 2H2S → 3S + 2H2O より,二酸化硫黄の2倍の硫化水素が反応します。 二酸化硫黄は6.25×10-4 mol反応するので,硫化水素は1.25×10-3 molが反応します。 16:06 2017/02/01 反応前の硫化水素は,2.0×10-3 molなので,7.5×10-4 molが残ります。】 |
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