センター試験の化学の演習問題を紹介しています。このページは,身のまわりの化学の問題です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学」~
問題情報
年度 | 2017年度 |
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試験 | 本試験-化学 |
問題 | 第3問-問1 |
単元 | 身のまわりの化学 |
配点 | 各2点 |
計算問題 | × |
難易度 | 普通 |
問題
必要があれば,原子量および定数は次の値を使うこと。 H 1.0 C 12 N 14 O 16 S 32 Cl 35.5 Mn 55 Cu 64 Zn 65 実在気体とことわりがない限り,気体は理想気体として扱うものとする。 |
身近な無機物質に関する記述として誤りを含むものを,次の①~⑦のうちから二つ選べ。ただし,解答の順序は問わない。
- ①
- 電池などに利用されている鉛がとりうる最大の酸化数は,+2である。
- ②
- 粘土は,陶磁器やセメントの原料の一つとして利用されている。
- ③
- ソーダ石灰ガラスは,原子の配列に規則性がないアモルファスであり,窓ガラスなどに利用されている。
- ④
- 酸化アルミニウムなどの高純度の原料を,精密に制御した条件で焼き固めたものは,ニューセラミックス(ファインセラミックス)と呼ばれる。
- ⑤
- 銅は,湿った空気中では,緑青と呼ばれるさびを生じる。
- ⑥
- 次亜塩素酸塩は,強い還元作用をもつため,殺菌剤や漂白剤として利用されている。
- ⑦
- 硫酸バリウムは,水に溶けにくく,胃や腸のX線撮影の造影剤として利用されている。
① 電池などに利用されている鉛がとりうる最大の酸化数は,+2である。 ⑥ 次亜塩素酸塩は,強い還元作用をもつため,殺菌剤や漂白剤として利用されている。 【鉛蓄電池に用いられるPbO2のPbの酸化数は+4です。 次亜塩素酸が殺菌・漂白作用を示すのは,強い酸化作用をもつためです。】 |
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