センター試験の化学の演習問題を紹介しています。このページは,ペプチドの電気泳動の問題です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学」~
問題情報
| 年度 | 2017年度 |
|---|---|
| 試験 | 本試験-化学 |
| 問題 | 第7問-問1 |
| 単元 | ペプチドの電気泳動 |
| 配点 | 2点 |
| 計算問題 | × |
| 難易度 | 普通 |
問題
| 必要があれば,原子量および定数は次の値を使うこと。 H 1.0 C 12 N 14 O 16 S 32 Cl 35.5 Mn 55 Cu 64 Zn 65 実在気体とことわりがない限り,気体は理想気体として扱うものとする。 |
次の3種類のジペプチドA~Cの水溶液を,図1のようにpH 6.0の緩衝液で湿らせたろ紙に別々につけ,直流電圧をかけて電気泳動を行った。泳動後にニンヒドリン溶液をろ紙に吹き付けて加熱し,ジペプチドA~Cを発色させたところ,陰極側へ移動したもの,ほとんど移動しなかったもの,陽極側へ移動したものがあった。その組合せとして最も適当なものを,次ページの①~⑥のうちから一つ選べ。




| 陰極側へ移動した ジペプチド | ほとんど移動しなかった ジペプチド | 陽極側へ移動した ジペプチド | |
| ① | A | B | C |
| ② | A | C | B |
| ③ | B | A | C |
| ④ | B | C | A |
| ⑤ | C | A | B |
| ⑥ | C | B | A |
| ① 陰極 A 移動しなかった B 陽極 C 【ペプチドの等電点よりも酸性側だと,陽イオンとなって陰極へ移動します。塩基性側だと陽極へと移動します。 ジペプチドAは側鎖にカルボキシ基よりもアミノ基を多くもっているため,等電点が大きいことがわかります。ジペプチドAにとってpH 6.0は酸性側なので,陽イオンとなって陰極に移動します。 ジペプチドBは,カルボキシ基とアミノ基の数が同じなので,等電点が6.0程度だとわかります。よって,ペプチドBは移動しません。 ジペプチドCは側鎖にアミノ基よりもカルボキシ基を多くもっているため,等電点が小さいことがわかります。ジペプチドAにとってpH 6.0は塩基性側なので,陰イオンとなって陽極に移動します。】 |
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