センター試験の化学Ⅰの演習問題を紹介しています。このページは,二酸化炭素の発生と量的関係の問題です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学Ⅰ」~
問題情報
単元 | 二酸化炭素の発生と量的関係 |
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年度 | 2006年度 |
問題番号 | 化学Ⅰ-第3問-問5 |
配点 | a-4,b-3 |
計算問題 | ○ |
難易度 | 難しい |
問題
必要があれば,原子量は次の値を使うこと。 H 1.0 C 12 O 16 Na 23 |
炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)を塩酸に加えると,二酸化炭素(CO2)が発生する。この反応に関する次の実験について,下の問い(a・b)に答えよ。
実験
7個のビーカーに塩酸を50mLずつはかりとり,それぞれのビーカーに0.5gから3.5gまで0.5gきざみの質量のNaHCO3を加えた。発生したCO2と加えたNaHCO3の質量の間に,図1で示す関係がみられた。
a 図1の直線A(実線)の傾きに関する記述として正しいものを,次の①~④のうちから一つ選べ。
① 直線Aの傾きは,NaHCO3の式量に対するCO2の分子量の比に等しい。
② 直線Aの傾きは,未反応のNaHCO3の質量に比例する。
③ 各ビーカー中の塩酸の体積を2倍にすると,直線Aの傾きは1/2倍になる。
④ 各ビーカー中の塩酸の濃度を2倍にすると,直線Aの傾きは2倍になる。
b 実験に用いた塩酸の濃度は何mol/Lか。最も適当な数値を,次の①~⑤のうちから一つ選べ。
① 0.25 ② 0.50 ③ 0.75 ④ 1.0 ⑤ 1.3
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正解・解説 | |
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