センター試験の化学Ⅰの演習問題を紹介しています。このページは,エステルの加水分解の問題です。
高校化学Net参考書 ~センター試験演習「化学Ⅰ」~
問題情報
単元 | エステルの加水分解 |
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年度 | 2010年度 |
問題番号 | 化学Ⅰ-第4問-問2 |
配点 | a‐3,b‐3 |
計算問題 | × |
難易度 | 難しい |
問題
次の文章を読み,下の問い(a・b)に答えよ。
分子式C10H16O4で表されるエステル1molを酸を触媒として加水分解すると,化合物A 1molと化合物B 2molが生成する。Aには幾何異性体が存在する。また,Aを加熱すると脱水反応が起こり,分子式C4H2O3で表される化合物Cが得られる。Bはヨードホルム反応を示す。また,Bを酸化するとアセトンになる。
a A,Cに関する記述として正しいものを,次の①~⑤のうちから一つ選べ。
① Aは2価アルコールである。
② Aはシス形の異性体である。
③ Aの炭素原子間の二重結合に水素を付加させた化合物には,不斉炭素原子が存在する。
④ Cには6個の原子からなる環が存在する。
⑤ Cにはカルボキシ基(カルボキシル基)が存在する。
b Bには,B自身を含めて何種類の構造異性体が存在するか。正しい数を,次の①~⑤のうちから一つ選べ。
① 1
② 2
③ 3
④ 4
⑤ 5
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正解・解説 | |
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