問題情報

単元エタノールの酸化
年度2013年度
問題番号化学Ⅰ-第4問-問6
配点a-3,b-3
計算問題×
難易度易しい

問題

 次の操作1~5からなる実験を行った。下の問い(a・b)に答えよ。

操作1 試験管Aにエタノールをとり,二クロム酸カリウム水溶液,希硫酸,沸騰石を入れた。
操作2 図1のように試験管Aを加熱し,生じた物質を水の入った試験管Bに捕集した。
操作3 試験管B中の水溶液の一部をとり,これをフェーリング液と反応させた。
操作4 硝酸銀水溶液とアンモニア水を用いて,別の試験管にアンモニア性硝酸銀水溶液を調製した。
操作5 アンモニア性硝酸銀水溶液の入った試験管に,試験管B中の水溶液の一部を加え,60~70℃に加熱した。

エタノールの酸化の実験装置

a この実験は換気のよい場所で行った。使用した試薬のうち,刺激臭をもつものを,次の①~⑤のうちから一つ選べ。

① 二クロム酸カリウム水溶液
② 希硫酸
③ フェーリング液
④ 硝酸銀水溶液
⑤ アンモニア水

b この実験に関する記述として誤りを含むものを,次の①~⑤のうちから一つ選べ。

① 操作1で,沸騰石を入れるのは,急激な沸騰(突沸)を防ぐためである。
② 操作2で,図1のように試験管Bを氷冷するのは,生じた物質を確実に液化させるためである。
③ 操作3で,フェーリング液と反応した物質は,ホルムアルデヒドである。
④ 操作4で,アンモニア水が少ないと褐色の沈澱が生じる。
⑤ 操作5で,試験管の内壁に銀が析出した。

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正解・解説エタノールの酸化の正解・解説
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