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ゲルマニウムGeについて

　メンデレーエフが周期表を提案したとき、ゲルマニウムは発見されていませんでした。メンデレーエフは、この未発見の元素を「エカケイ素（ケイ素の下の元素という意味）」と名付け、その性質を推定していました。実際に発見された元素が、メンデレーエフの推定した性質によく似ていたため、周期表の有用性が認められることになりました。

　ゲルマニウムは、半導体素子として用いられています。

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ゲルマニウムGe（元素）のデータ

元素名（日本語）ゲルマニウム元素名（英語）germanium
原子番号32元素記号Ge
周期表の位置第4周期－14族分類典型金属元素
原子量72.63クラーク数0.00065%
電子配置[Ar] 3d10 4s2 4p2電子殻K2 L8 M18 N4
ファンデルワールス半径0.211nm原子半径0.122nm
共有結合半径0.122nm主な酸化数－4，－3，－2，－1，0，
＋1，＋2，＋3，＋4
第一イオン化エネルギー762kJ/mol電子親和力1.2eV
電気陰性度（ポーリング）2.01発見年1885年
発見者クレメンス・アレクサンダー・ヴィンクラー（ドイツ）
元素名・元素記号の由来Germania（ドイツの古名である「ゲルマニア」）

ゲルマニウムの単体Geのデータ

常温・常圧における状態固体色銀白色
融点938.25℃沸点2833℃
融解熱36.94kJ/mol蒸発熱334kJ/mol
結晶構造面心立方構造密度5.323g/cm3
蒸気圧0.0000746Pa（1211K）熱容量23.222J/（mol・K）

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族
第１周期HHe
第２周期LiBeBCNOFNe
第３周期NaMgAlSiPSClAr
第４周期KCaScTiVCrMnFeCoNiCuZnGaGeAsSeBrKr
第５周期RbSrYZrNbMoTcRuRhPdAgCdInSnSbTeIXe
第６周期CsBaﾗﾝHfTaWReOsIrPtAuHgTlPbBiPoAtRn
第７周期FrRaｱｸRfDbSgBhHsMtDsRgCnUutFlUupLvUusUuo
ランタノイドLaCePrNdPmSmEuGdTbDyHoErTmYbLu
アクチノイドAcThPaUNpPuAmCmBkCfEsFmMdNoLr
金属元素の背景色
■アルカリ金属，■アルカリ土類金属
■その他の典型金属元素，■遷移金属元素		非金属元素の背景色
■ハロゲン，■希ガス
■その他の非金属元素		□不明
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